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正式名称は「ガンダム試作２号機サイサリス」。初収録かつ地味に「名称：ガンダム」はこのカードが緑では初となる。
原作再現に振り切ったサイサリスで、一度だけアトミックバズーカを発射できる。
一度きりなのは完全に原作再現であるため、ゲーム的には使いにくい。

問題なのは原作再現であることよりも、合計国力の高さと、その一発きりの「範囲兵器」を上手く活かす能力がないことで、ロール状態で配備される国力５ということで、どうしても動きが遅い。

さらに一度きりの「範囲兵器」以外の効果を持たず、戦闘力もコストと比べて低めで、せっかくの「範囲兵器」で敵部隊を壊滅させても敵本国を大きく削る力が無いのである。
そして「範囲兵器」を使った後は、コスト３、４ユニット並の効果なしユニットで射撃力も０であるため、できることも限られてしまう。射撃力が０なのは原作の都合だが・・・。

「核弾頭コイン」はプレイ以外でこのカードがフィールドに出た場合でも問題なく適用されるのはメリット。
また「範囲兵器」の数値は５で、防御力５以下のユニットを一網打尽にできる点は実際強力である。
使用タイミングが、防御ステップ中であるため、この効果で敵部隊を全滅できれば、敵本国にダイレクトアタックが可能（ダメージ判定ステップ開始時の交戦中のチェックが防御成立のタイミングで、このタイミング以降は敵部隊を全滅させても敵本国にダメージは通らない）。

「核弾頭コイン」を乗せる効果を持つカードはないため、このカードがフィールドに出る以外の方法で乗せることはできず、２発目の発射は困難。