エース・指揮官向けの最高級ゲルググ。
ゲルググJの性能見直し後のカードだけあって、
U-69「ゲルググJ」より性能が幾分マシになっている。
いまひとつゲルググのバリエーション感は否めないのが残念ではあるが、地球に出撃できるようになっているのは大きい。
国力と資源コストは基本の「ゲルググ」(
U-11)と同じで、射撃力3はなかなかのもの。
Gカードに変更できる「
解体」の特殊効果を持つものの、
合計国力4のこのユニットを緑デッキで解体したい状況は限られるので、正直いらない。
そもそも「解体」は旧式機やジャンク品などといった設定のある機体のイメージで設定されることが多いのに、何故旧式でもロートルでもジャンクでもないゲルググJにつけられたのか、まるで意味がわからないのだが。むしろ真逆なのだが?
本命の固有効果は、戦闘エリアから
別エリアにいる敵ユニットを狙撃するというもの。
自軍の攻撃に出撃している必要があるが、それなりに有用。・・・なのだが、条件の多さに対してわずか1ダメージというのは、さすがにこの時期のカードとしては見劣りするのは否めない。専用機ということを踏まえても、
U-199「ゲルググJ(シン・マツナガ機)」はもっと有用な固有効果を持っていたのに・・・。
注意点として、このユニットのいるエリアは狙撃できない。
「
解体」に関しては普段はどうでもいいのだが、
U-276「高機動型ザク(ゲルググ先行試作型)」を使う場合は別で、国力加速に一役買うことができるので、一考の余地がある。ってそれゲルググJのやるべきことか?という疑問はあるが。
なお狙撃用MSなどというものは存在しない。ナンセンスである。