初のMS対MSの戦闘を行った新兵ジーンのザクII。
U-2「ザクII」と同じ性能に、メリットとデメリットとなる効果を搭載している。
メリットはリロール配備という優秀な効果で、プレイ配備されればそのターンに即行動できる。
血気逸るジーンらしいイメージである。
その代わりに「
追加コスト」が必要となっている。その追加コストは、
別途自軍のユニット1体のロールというもの。
こちらも原作再現だと思われるが、残念ながらこのユニットのメリットと噛み合いが悪く、要求国力1でリロール配備できるという長所を潰してしまっている。
自軍ユニット1体のロールという「
追加コスト」の都合上、
既に自軍ユニットが何か1体配備されていなければ、プレイできない。
つまり、開幕自軍配備エリアにカードが何もない状態では基本的にプレイできないということである。
これは、最軽量カードであるメリットがかすむに等しいデメリットである。
このユニットは国力が1である点がメリットであるため、いち早くプレイできないのは、その手のコンセプトのデッキでは致命的である。
一応「
クイック」や「
艦船」といった
別途プレイできるユニットがあれば、多少は使いやすくなる。
一応全く使い物にならないわけではないので、ファンデッキなら居場所はあるだろう。
イラストが別のカードとつながっている、いわゆるパノラマカードで、
U-158「ザクII(デニム機)」?と
U-159「ザクII(スレンダー機)」?と並べると、一枚のイラストになる。