原作において単身アレックスに決戦を挑んだバーニィのザク。ポケットの中の戦争の主役機である。
相打ちとはいえ
唯一ガンダムを撃破した実績を持つザクであり、そのドラマからも非常に人気が高い。
カード性能は緑の基本である、
U-2「ザクII」、
U-67「ザクII改」とコスト・戦闘力をそっくり引き継いでいる。
そこにデメリットである「
1枚制限」とメリットである固有効果が搭載されている。
当然カード名が異なるので、他の「ザクII改」とはデッキ投入枚数を競合しない。
その固有効果は原作での活躍を踏まえたであろうもので、ダメージ判定ステップ中に資源コスト1の支払いと、キャラがセットされたこのカードの廃棄を行うことで、このユニットと交戦中のユニット1体を破壊するという、相打ちを強くイメージした効果である。
破壊する対象には制限がなく、格上だろうが破壊できる効果は希少で、かつては多くの緑のデッキに必ず投入されていた。
カードプールが増えてもなお、有用なのは間違いなく、現在でも使用されるカード。
ガンダムウォーの処理共通で、
破壊から廃棄の間に効果をカットインすることができるので、このカードの破壊にカットインしてこの固有効果を使用すれば、戦闘で相打ちに持ち込んだ敵ユニットとは別に、さらにもう1体の敵ユニットを道連れにするといった動きもできる。
デメリットとなる「
1枚制限」であるが、自分のカードならこのカードを1枚しか採用しないといった対策が可能である。
また敵のこのユニットがフィールドにいれば、こちらが配備できなくなる点は仕方が無いものの、こちらが先に出していればこのカードの敵の配備を妨害することにもつながるため、デメリットではあるものの比較的軽微なものとなっている。
K2商会による「相剋の軌跡」版のイラストは、アレックスとの戦闘中にダメージを受け、片腕を失っている。
アレックスとの最後のシーンを再現している胸熱モノである。
当たり前だが「バーナード・ワイズマン」のセットで専用機のセットが成立する。
ただし、同じパックの
CH-80だと自身のセットグループの破壊を無効にする効果をもつため、このユニットの効果とかち合ってしまう。
CH-35や
CH-165?のバーニィを使うと良いだろう。